車内ストレージデバイスの突発的停電のテストと検証

Allion Labs / Richard Shen

近年、自動車のキャビンやエンジンに組み込まれるデジタル製品が増加する中、自動車内のデジタル製品も、コネクテッドカー・高度な運転支援システム(ADAS)・GPSカーナビ等、豊富な機能を持つ車内エンターテイメントシステムへと進化を遂げてきました。中でも車用ストレージデバイスは、データ保存だけでなく、現代におけるカーシステムの高性能計算もサポートする等、将来の自動車産業にとって必要不可欠且つ主要なコンポーネントです。この他に、自動運転のセンサー数や、センサーが対応する解像度、ネットワーク帯域幅が徐々に拡大する中で、膨大なデータ使用量をGB/sの速度まで上げることが可能となります。

Read more

CES2017直撃! 次世代技術の動向に迫る

2017年1月5日から8日にかけ、今年で50周年を迎えた世界最大規模の国際家電ショー、CES(Consumer Electronics Show)がラスベガスで開催されました。出展企業は過去最大の約150か国、3800社。来場者を含む17万人が参加し盛大に行われました。従来、CESはコンセプト展示が中心でしたが、今年は量産型モデルも数多く展示されていました。一番の注目はVR製品で、展示数は昨年比で79%増となりました。自動運転技術(ADAS)、車載デバイスなども人気で、展示スペースは約20万平方m以上割り当てられていました。CESの視察を通して、最先端製品を中心に9つの次世代トレンド予測を立てました。

Read more

Embedded World 2016 注目のIoT技術、その課題はセキュリティにあり!

image

アリオンは2016年2月23日(水)~25日(金)の3日間にわたってドイツ ニュルンベルグで開催された「Embedded World 2016」に参加しました。「Embedded World 2016」は、900を超える出展企業数を誇る、世界最大級の組込み開発技術のための総合展示会です。ハードウェア(コンポーネント、モジュール、システム等)、ソフトウェア(OS、アプリケーション等)に関する最新の組込み開発技術が一同に展示されます。

Read more

モノとモノとが結ばれる、ユビキタスなIoTの世界

いま、注目されている言葉、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)というと、耳にしたことがある人は多いことでしょう。しかしIoTをどう言い表すべきかとなると、多くの人は言葉に詰まるのではないでしょうか。近頃の技術関連メディアはIoTの時代到来を喧伝し、市場規模が数兆ドルに達するとまで説明するところもあります。一方でIoTがどんな影響をもたらすか、よくわからないという人は多いでしょう。一体、IoTは私たちの暮らしとどんな関係があるのでしょうか。将来の産業、仕事、生活は、どう様変わりするのでしょうか。

Read more

IAA2015レポート:自動車技術の最重要トレンド、コネクテッド・カー

image

2015年9月17日から27日の日程で、第66回フランクフルトモーターショー(IAA Cars 2015)がドイツで開催され、最先端の自動車技術が展示されました。Automotive Industry(VDA)German Associationによると、今年は、210台のプレミアムカーが展示されたとのことです。これは前回と比較して増加しており、北米と欧州における自動車需要の増加を受けたものでした。多くの自動車メーカーは、省エネ性能とコネクティビティの革新に焦点を当てた展示をし、自動車部品サプライヤー、インフラ事業者、そしてコネクティビティ分野の製品・サービスベンダーらは新技術を展示し、コネックテッド・カーの利便性をアピールしていました。今年のテーマは『New Mobility World』と題した業界横断的なもので、コネクテッド・カー自動運転E-モビリティ(EV等)アーバン・モビリティ、そしてモビリティ関連の新サービスといった複数の主要技術が展示の目玉となっています。IAAが『New Mobility World』を推進する目的は、未来のモビリティに関する新たなプラットフォームの提案でした。

Read more

次世代車載情報通信システム(In-Vehicle Infotainment system,IVIシステム) スマートドライブによる無限の可能性を開発 未来の新テクノロジーに、ドライブ・イン!

こんな車の使い方を想像してみて下さい。
車を運転して出かけようとした時、自動車内のカメラが運転手と乗客の身長を判別し、座席を自動的に一番適切な姿勢に調整する。ナビゲーターとエンターテイメントシステムも同時にお好みの設定に切り替え、自動的かつ瞬時にスマートフォンとタブレットと連携し、音楽やTVプログラムのダウンロードを開始する。ポータブル機器のディスプレイにタッチすることなく、車の既存装備で携帯のメールを確認し、携帯のビデオや音楽を楽しむことができる。道路上で走行している間も、ナビゲーションシステムがリアルタイムの道路状況を伝え、ルートをガイドすることができる。車の状況を随時モニターすることにより、潜在的な安全問題を予防することができる。ガソリンや電池の残量が少ない時、近場のガソリンスタンドを検索できる。

Read more

スマートフォンとIVI(車載情報機器)をつなぐ通信技術規格MirrorLink

mirrorlink

調査機関であるJuniper Researchの報告によると、将来世界中の自動車会社が搭載するIVIは増加し、2016年には、9200万台以上の車が、車中でインターネットや、スマートフォンのアプリも使用できるようになると言われている。様々な情報端末があふれる時代において、過去私たちがパソコン、テレビ、さらにスマートフォンを使って情報伝達してきたものがIVIにより情報が集結されるのである。

Read more