CES2017直撃! 次世代技術の動向に迫る

2017年1月5日から8日にかけ、今年で50周年を迎えた世界最大規模の国際家電ショー、CES(Consumer Electronics Show)がラスベガスで開催されました。出展企業は過去最大の約150か国、3800社。来場者を含む17万人が参加し盛大に行われました。従来、CESはコンセプト展示が中心でしたが、今年は量産型モデルも数多く展示されていました。一番の注目はVR製品で、展示数は昨年比で79%増となりました。自動運転技術(ADAS)、車載デバイスなども人気で、展示スペースは約20万平方m以上割り当てられていました。CESの視察を通して、最先端製品を中心に9つの次世代トレンド予測を立てました。

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CES 2015で見えた未来の技術トレンドとは? – CES 2015参加報告

CES(国際家電ショー)で毎年注目を集めていたスマートフォンですが、2015年のCESでは人々を驚かせるような新製品はどのメーカーからも発表されませんでした。スマートフォンは既に技術的に成熟していると見られており、各メーカーの製品には大きな違いがなく、また革新的な技術も見られません。一方で2014年に続いて2015年の展示会でも最も注目度が高かったのはウェアラブル端末でした。アリオンはこの最先端製品に焦点を当てて、未来のトレンドに関する4つのポイントを整理しました。

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CES 2014シリーズレポート(2): 戦国時代に突入するワイヤレス給電業界

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイヤレス給電技術の業界団体のひとつであるA4WP(Alliance for Wireless Power)は、今年のCES2014でコンシューマー向けのブランドネーム「Rezence」(レゼンス)を大々的に発表しました。第一世代の懸念点だった材料と距離的な制限問題を克服し、最適化された磁界共鳴方式の採用により、広域かつ長距離での給電を複数機器に対して同時に可能となり、ワイヤレス給電の柔軟性が向上しました。加えて、A4WPはPMA(Power Matters Alliance)との提携を発表し、二つの給電方式、「磁界共鳴方式」と「電磁誘導方式」を協同開発に関する合意書に署名しました。この提携は、会員数でも市場販売数量でも業界をリードしているWPC(Wireless Power Consortium)にとって明らかな脅威となりました(これら3つのワイヤレス給電の業界団体に関する更なる情報については、アリオンのトレンド速報「ワイヤレスチャージングが開く新しい世界」をご覧下さい)。

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CES2104レポート:ポスト・スマートフォンの時代 ウェアラブルデバイス

米ラスベガスで開催された「2014 International CES」(CES2014)を振り返ると、ウェアラブルテクノロジー(Wearable Technology)デバイスは今年の展示物の中でも特に大きな注目を受けた製品でした。各メーカーはスマートブレスレット、スマートウォッチ、スマートグラスといったウェアラブルデバイスを全力でプロモーションしました。機能面において、ウェアラブル技術はこれまでのスマートフォンやテレビのように、ソフトウェアやハードウェアの技術革新を強調するのではなく、人々の生活と深く関わる中で利用される様々な技術をアピールしています。例えば、医療分野とフィットネス分野で新しい需要を喚起することなどが挙げられます。2013年から発展を開始したウェアラブル技術は、僅か1年の間に展示会の主役になりました。

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